「タミヤ 1/350 日本駆逐艦 雪風」プラスチックモデル組立てキット あっと解消 本店
プラスチックモデル組立てキット
【タミヤ 1/350 駆逐艦「雪風」】

※写真は本組立キットを組立・塗装した見本です
軍縮条約明けに最初に計画され、艦隊型駆逐艦の集大成と言われた陽炎型。その8番艦として昭和15年1月に竣工したのが雪風です。
ミッドウェー海戦やガダルカナル島の戦い、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦など太平洋戦争中の主要な作戦に参加し、さらに船団護衛や輸送任務に従事して常に第一線で激しい戦いを繰り返しながら、ほぼ無傷で終戦を迎えたことから“奇跡の駆逐艦”と呼ばれました。
竣工時は12.7cm連装砲3基と61cm4連装魚雷発射管2基を装備していましたが、大戦中盤以降は対空機銃を段階的に強化するとともに2番主砲を撤去し、レーダーも装着。建造時の美しい姿に猛々しさが加わりました。
昭和20 年4月の天一号作戦でも戦艦大和の直衛として奮戦し、生存者を多数救助して帰投。戦後は特別輸送艦となり復員兵士などの輸送に従事しました。
その後、賠償艦として中華民国に引き渡され、中国の地名と同じ「丹陽」(赤い太陽の意)にその名を改め、昭和40年代初めまで現役であり続けました。
現在では、舵輪と主錨のみ江田島の第一実科学校で展示されています。

主砲塔は完成後も旋回可能。
砲身の仰角は通常時と対空戦闘時を選べます。アンカーチェーンは立体感豊かな金属製。

艦橋窓と探照燈のレンズ部分は透明パーツで表現。
上部構造物の精密なモールドとあいまってリアル感を高めます。

前後マストや旗竿などは折れにくいABS樹脂を採用。三脚マスト組立て用のジグもセットしました。

駆逐艦ならではの鋭いエッジを持つ艦首部分も忠実に再現。35.5ノットの高速力も伝わります。

船体はフルハルとウォーターラインの状態を選べ、展示や情景作りなど楽しみが大きく広がります。

後部マストのレーダーや対空機銃の防盾、ラッタルやプロペラガードなどはエッチングパーツでシャープな仕上がり。
太平洋戦争の緒戦から終戦まで戦い抜いた歴戦の駆逐艦「雪風」。
その中でも戦艦大和の護衛に就いた昭和20年4月の天一号作戦時の姿を再現したプラスチックモデル組立てキットです。
- 増強された対空機銃やレーダーなど力強い姿を余すことなくモデル化
- 船体は左右分割式として、外板の継目表現や舷外電路も繊細に表現
- アンカーチェーンとプロペラシャフトは質感の高い金属製
- 各部の機銃はレーザー加工技術を駆使して消炎器や放熱板まで細密な仕上がり
- 主砲塔2基と魚雷発射管2基はポリキャップにより完成後も旋回可能
- フルハル状態のモデルを展示できる台座付き
- 完成後はキットのパッケージに収納できます
艦歴 | ||
建造 | 佐世保海軍工廠 | ![]() |
起工 | 1938年8月2日 | |
進水 | 1939年3月24日 | |
就役 | 1940年1月20日 | |
除籍 | 1945年10月5日 |
性能諸元 | |
基準排水量 | 2,000トン |
全長/全幅 | 118.5m/10.8m |
最大速度 | 35.5ノット |
軸馬力 | 52,000馬力 |
乗員 | 239名 |
兵装 ※天一号作戦時 | |
連装 12.7cm砲 | 3基 |
3連装 25mm機銃 | 5基 |
単装 25mm機銃 | 14基 |
単装 13mm機銃 | 2基 |
4連装 61cm魚雷発射管 | 2基 |
艦長 | ||
歴代 | 人名 | 期間 |
1 | 田口正一(中佐) | 1939年12月5日〜 |
2 | 脇田喜一郎(中佐) | 1940年11月15日〜 |
3 | 飛田健二郎(中佐) | 1941年7月25日〜 |
4 | 菅間良吉(中佐) | 1942年6月23日〜 |
5 | 寺内正道(少佐) | 1943年12月10日〜 |
6 | 古要桂次(中佐) | 1945年5月10日〜 |
7 | 橋本以行(中佐) | 1945年11月20日〜 |
8 | 佐藤精七(少佐) | 1945年11月27日〜 |
9 | 高田敏夫(少佐) | 1946年10月26日〜 |
10 | 東日出夫(中佐) | 1947年4月〜8月 |
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