「桜錨カップ＆ソーサー・ティースプーンセット」帝国海軍と海上自衛隊のシンボルマークである桜錨をデザイン　あっと解消　本店

帝国海軍と海上自衛隊のシンボルマークである桜錨をデザインしたカップ・ソーサー・ティースプーンのセット。

カップとソーサーは、骨灰磁器（Bone china）で有名な高級洋食器メーカー鳴海製陶によるもの。
旧日本海軍に洋食器を納入していた名古屋製陶所の流れを受け継いでおり、現在では、国内外の旅客機のファーストクラスなどでも使われています。

ボーンチャイナは、Boneは骨、chinaは磁器を表しており、原料に骨灰を含んだ磁器です。
温かみのある乳白色と滑らかな質感、美しい透光性が特徴で、最高級の磁器と言われます。

セットでお届けするティースプーンは燕物産（当時：捧吉右衛門商店）によるもの。
横須賀・呉の海軍軍需部にカトラリーを納入していました。

中でも、接待用として用いられた高級品「紅茶匙」を、この度、復刻していただきました。

当時と同じ材質であるニッケルシルバー、貝をモチーフとしたキングスパターンと呼ばれる模様に桜錨を加えたデザイン、柄の裏面に彫られた「SASAGE」の文字に至るまで、当時そのまま再現されております。
唯一、匙の掬う部分の裏面にあった貝の模様は、再現できなかったとのこと。
時代の流れで、現代の燕には継承されていない技術も過去の日本海軍洋食器には使われていたのです。